【コラム|シェフ 第1回】 夏にちょうど良いワインの楽しみ方
秋保ワイナリーテロワージュ秋保 シェフの吉田です。
ぶどう畑に、風が抜ける季節になってきました。
梅雨を越えると、秋保も一気に夏の空気になります。
湿度のあるこの時期は、ワインをそのまま楽しむには少し重たく感じる日もあります。
良く冷えた白ワインやスパークリングワインは美味しいものですが、ビールなどに比べるとアルコール度数が高いため、なんとなく控えようかと思うことがあります。
実はヨーロッパでは、ワインを炭酸で割って軽く飲むスタイルも珍しくありません。
スペインの“ティント・デ・ベラーノ”のように、暑い季節に合わせた飲み方です。
そこで、日本の夏に合う形で、ワインをもう少し自由に楽しめないか?美味しいワインをベースに作ったワインテイストのスパークリングドリンクがあったらどうか?
そんな発想から、3つのドリンクをつくりました。
アルコールはおよそ3%。ワインのニュアンスは残しつつ、軽やかに飲める仕上がりです。
ソムリエの視点で、ちゃんと美味しくなるように、ワインの香りや酸を活かしながら、軽やかに飲めるよう設計しています。
「ぶどう畑の風」
白ワイン「ソーヴィニョンブラン」にトニックウォーター、ライムとミント。
柑橘の香りに、トニックのほのかな苦味を重ねています。
軽やか、爽やかな味わいで喉を潤す仕上がりです。
「ぶどう畑の夕暮れ」
秋保ワイナリーのブドウ畑の美しい夕暮れ夕暮れをイメージしました。
赤ワイン「リバーウインズルージュ」に強めの炭酸とレモン、自家製の赤ワインシロップ。
果実味を残しながら、飲み疲れしないよう少し軽めのバランスにしています。
アペリティフにもぴったりです。
「ぶどう畑の雲」(ノンアルコール)
ワイン用ぶどうのマスカットベーリーAのワイングレープジュース「ワイングレープジュース」に炭酸充填でソーダにし、ソフトクリームを浮かべました。
炭酸の軽さに、ソフトクリームのコクを合わせています。
アルコールが苦手な方にも、ぶどうの味わいを楽しんでいただけます。
どれもアルコールは控えめです。
ぶどう畑の風を感じながら、ごくごくと飲める一杯にしています。
ご自宅でもお楽しみいただけるようレシピも公開しています→こちら